セラミドは肌にどのような効果があるのでしょうか?

セラミドといえばスキンケアに欠かせない成分とよく言われます。実際美容液をはじめ多くのスキンケア製品に配合されており、その配合量や浸透性が製品のセールスポイントとなっていることも少なくありません。

セラミドを補うことで保湿など美容効果を得られるというよりは不足することで肌環境が悪化し刺激を受けやすくなる

セラミドの効果

保湿成分として扱われることが多いセラミドですが、実際にはそれだけにとどまらず肌に対してさまざまな効果を備えています。エイジングケアから乾燥肌・敏感肌対策、さらに広くスキンケア一般にまで重要な成分といわれるのもひとつの効果だけにとどまらないからです。

 

セラミドは細胞間脂質と呼ばれる成分の一種です。肌の角質層において角質細胞と角質細胞の間に存在して結び付ける役割を担っています。細胞間脂質のうち4割〜5割ほどがセラミドで占められているためこの成分が角質層の構造を維持するうえで非常に重要な役割を担っているのです。

 

スキンケア製品の紹介ページなどでよく図解されることがありますが、角質層は角質細胞同士が横に並ぶだけでなく縦に層をなして積み重なっていることで全体の構造が成り立っています。これをラメラ構造と呼んでいますが、健康な肌なら角質細胞が整然と並んだ状態で構造が維持されているのですが、加齢、紫外線のダメージなどの原因で乱れが生じることがあります。それが肌荒れや乾燥といったトラブルを引き起こす大きな要因となります。

 

セラミドは角質細胞同士をつなぎ合わせることでその構造を維持しているのです。それだけでなく細胞の間で水分と油分を抱え込む働きを担っており、これが保湿成分として重視される理由となっています。角質細胞が整然と構造をなしていれば細胞同士の隙間にセラミドが満たされた状態で水分と油分が維持され、外部からの刺激が角質層の奥にまで達することもないわけです。

 

しかしセラミドが減少すると細胞同士の結びつきが緩んでしまいます。その結果整然と並んでいた構造に乱れが生じてしまい、細胞同士に間隔があくようになっていきます。その結果そこから水分や油分が逃げて蒸発してしまい、さらに紫外線をはじめとした外部からの刺激が奥にまで到達しやすい状況を作ってしまうのです。

 

ですからセラミドを補うことで保湿などの美容効果を得られるというよりは不足することで肌環境が悪化し、乾燥しやすく刺激を受けやすい状態になってしまうといったほうが正確でしょう。それだけ重要な役割を担っているからこそ、スキンケアに欠かせない成分として扱われているのです。とくに30歳を超えると含有量が減少していくだけにスキンケアでうまく補っていくことが求められます。

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